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2012年03月31日

2012年03月30日のつぶやき

fuukasanjin / 風花散人
『ブログ更新』風花草紙-ふうかぞうし|http://t.co/iy5Wquph at 03/30 23:50

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メモ『素見千人、客百人、間夫が十人、恋一人』遊廓の娼妓 at 03/30 22:32

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2012年03月30日

女郎のうた

「今は幻 吉原のものがたり」は、「本郷菊富士ホテル」などで、明治大正の文士たちの生き様を著した近藤富枝の本である。
今は幻 吉原のものがたり (講談社文庫) [文庫] / 近藤 富枝 (著); 講談社 (刊)

明治後期に、吉原遊郭で下新(下働きの女中)をしていた女性から聞き取りをしたルポルタージュ。
遊廓で遊んだ男たちや経営していた女将の談話ではなく、従業員目線なのが面白い。

一見、華やかな遊廓の花魁を、貧しい娘たちの中には、憧れの目で見る者も少なくなかったそうだが、一度遊女になってしまえば、借金は減るどころか増える一方という、詐欺のような奴隷的搾取を受ける。

その上、病気は移される、客に無理心中は仕掛られる、ボロボロになるほど肉体を酷使し、やっと年季明けしても、結局借金は残っているし、芸者と違って、外へ出ても就ける仕事は殆ど無い。

当時の文士達も、吉原で本気の恋愛をしたり、擬似恋愛のゲームに明け暮れて小説にしているが、遊女たちの廓内での苦しみを、親身になって書いた作家は少ない気がする。
遊廓が、男が男の為に作った、非日常的なエンターティメントの空間だからだろうか。


17歳で新吉原の大店「角海老」の下新になった小島ふよは、こんな歌を聞かされた。

* * *

妾(わたし)が父(とと)さん母(かか)さんは、幼い時分に世を去られ、夫(そ)れから他人に育てられ、七つの時からまめになり(奉公に出ること)、十四の春から店に出て、赤襟赤熊(しゃぐま、獣毛のかもじ)のあどけなく、赤い仕掛着(しかけ)で店を張り、お客の登楼(あが)るを待つけれど、上から下まで玉揃い、お客の迷ふも無理ぢゃない。

たまにはお客もあるなれど、妾の頼みになりやせない、早く女郎を廃業し、堅気の丸髷繻子の帯、をしどりきどりで折詰(おり)を下げ、其儘廓内へ廻りこみ、格子へ寄りて朋輩の、朋輩女郎衆に羨ませ、末は二人で情死か、厄介ぢゃ、厄介ぢゃ

* * *

明治三十三年、娼妓は自由廃業が認められることとなったが、廃業した後も楽では無いことを示唆しているようだ。




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2012年03月29日のつぶやき

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宇野浩二の評論は面白い。芥川は変な奴だ。広津和郎は癖があって、小説家よりもジャーナリスト向き。 at 03/29 23:56

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2012年03月29日

2012年03月28日のつぶやき

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メモ『魔の宴』木村荘太 高村光太郎のモナリザを知る at 03/28 22:27

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今日は暖かかった。週末は雨らしいが、一度派手に降ってくれれば雪の塊が融けるので、それも良いと思う。 at 03/28 22:21

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2012年03月28日

2012年03月27日のつぶやき

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メモ『龍介の天上』宇野浩二作 http://t.co/uNM1QpNt at 03/27 23:16

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また揺れてるのか。漸く春らしくなってきたと言うのに、落ち着かないな。 at 03/27 22:06

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2012年03月27日

2012年03月26日のつぶやき

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メモがわりに使って、間を埋めるか。 at 03/26 23:48

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一日五回くらいつぶやくと、ブログの記事一つ分くらいになるみたいだ。でも、五回呟くような事も無いのだ。 at 03/26 23:47

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2012年03月26日

2012年03月25日のつぶやき

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文章にエロい単語が並ぶと、グーグルに弾かれるのかね。 at 03/25 23:03

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ブログのアクセス履歴見ると、9割がグーグルのロボットだよ。えらい勢いで来てるけど、どこもこんなものなのか? at 03/25 23:02

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今日も順調に寒い。 at 03/25 18:37

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2012年03月25日

2012年03月24日のつぶやき

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盗れるもんなら、盗ってやるって気持ちが、金持ちになる秘訣か。 at 03/24 18:54

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スタバで、キチンとした格好の奥さんが、ガムシロを鷲掴みしてバッグに入れて持って行ってしまったが、あんなモン欲しいのかね。 at 03/24 18:53

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茶のしずくって石鹸、半年分だか1年分だか、まとめ買いさせるセールスだったはず。ああいうの、アレルギー出ても勿体無くて使い続けるんだろうな。 at 03/24 01:14

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最近、眠りが浅い。早寝早起きしてみるべきか。 at 03/24 01:11

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2012年03月24日

文學の三十年-宇野浩二

宇野浩二の著書「文學の三十年」は、20代から50歳頃までに、読んだ本、会った文学者、文学上の出来事やその他の思い出を、月に一度連載して欲しいと言う依頼があって書かれたものだ。

「文學の三十年」というタイトルは、田山花袋の「東京の三十年」やアルフォンス・ドーデの「巴里の三十年」にならって付けたそうだ。

DSCF0224.JPG
昭和18年版 中央公論社 (函があるはずなのだが)


宇野浩二は、残念ながら今現在、あまり読まれることのない作家で、青空文庫でも短いエッセイしか紹介されておらず、彼の小説を読みたい場合は、大きめの図書館へ行くか古書店を探すしかないだろう。

さて、この「文學の三十年」は、彼の交際していた文士達のプライベートや、当時の文化的背景が良く解って面白い本なのだが、どうも文章があまり上手くない。

しかも、書きながら思い出し、思い出しながら書いたものを、そのまま出版したのか、話はちょくちょく脱線するし、前の章で書いたのは間違いで、こっちが正しいとか、どちらが正しいのかもう全然思い出せないと放り出してしまったり、随分雑なところがあるのだ。

本当に、これを書いた人物が、博覧強記で同輩をうならせた文士なのかと、首を捻ってしまうが、それでも彼が二十歳で上京し、早稲田大學英文學科豫科に入学してから壮年までの思い出は、大変面白いエピソードに満ちている。

親友だった廣津和郎はもとより、葛西善蔵、佐藤春夫、菊池寛、直木三十五、三上於菟吉、江口渙、谷崎潤一郎、芥川龍之介、上林暁などが若々しい姿で蘇ってくる。

面白いエピソードの一つに、宇野浩二が日本の昔話をモチーフに、鼻を高くし過ぎて身を滅ぼした男の童話「龍介の天上」を発表したところ、周囲が芥川龍之介に対する当てこすりと捉えたか、芥川が音頭を取って「宇野浩二撲滅號」を出すという噂が流れたという話があった。

その顛末はこちら



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2012年03月17日

歯車-芥川龍之介

「歯車」を書いていた頃、芥川龍之介は消化器系の持病や、生来の繊細さから生じる、世間との軋みによるストレスなどから、精神状態が不安定になっていたようだ。

* * *

歯車(小説)ウィッキペディアより抜粋
芥川は1927年服毒自殺を図るが、生前に第一章が雑誌「大調和」に発表され、残りは遺稿として発見された。
『河童』『或阿呆の一生』『侏儒の言葉』と並ぶ晩年の代表作で、遺稿中では唯一の純粋な小説である。執筆期間は1927年3月23日から4月7日までとされる。
執筆当初は芥川は「夜」や「東京の夜」という仮題をつけていた。


* * *


現代なら、鬱病と診断されたのではないかと思うが、当時は「神経衰弱」と言われていた。

「神経衰弱」になった文豪は多い。夏目漱石も留学先のロンドンで神経衰弱にかかった為に帰国し、芥川と親しかった宇野浩二も神経衰弱の発作で錯乱し、精神病院に入院した。
そして、宇野が退院する前に、芥川は凝った遺書を幾つか残して自死している。

芥川の自殺のきっかけは「何とは無しの不安」と世間では知られている。彼の親友、菊池寛も、彼を悼む文章の中でそう書いているが、本当のところはどうか分からない。

彼には、自分の将来に対する不安以外に、自身の内側に潜む狂気への恐れ、実母と育ての親、母替わりだった未婚の叔母などに対する複雑な思いが、黒い澱になって彼を苦しめていたのではないだろうか。

そして、自然主義の作家のように、それらをさらけ出して創作に織り上げるには、あまりに生々しく、繊細な彼が直視したくないような、深い秘密があったのではないだろうか?

この「歯車」の一文は、とても意味深長に読める。


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posted by 風花散人 at 23:27| 北海道 ☔| 芥川龍之介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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