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2013年02月09日

一目小僧その他-柳田國男を修理する-そのニ

さて、本体と表紙をばらした続き。

まずは本体の背に付いている破れた紙と接着剤を取り除く。あまりゴリゴリやって、綴じ糸を切らないように注意。
この本の場合、和紙一枚を薄く引いた膠で貼っていただけなので、簡単にきれいになった。物の無い時代だったので、材料を節約して製本していたのかもしれない。

画像左が元の背固めを取り除いた図。製本自体はとてもしっかりしている。
右は、新たに寒冷紗を背に貼り、布で作った花布を貼りクラフト紙で作ったクータ(筒状の紙)を貼り終えたところ。型崩れしないように、板で挟んで固定して乾かす。

背のクリーニングと背固め

さて、本体を乾かしている間に、表紙を直す。

背表紙の修理

ボロボロになっている背の部分にクラフト紙を貼って裏打ちしてから、薄いボール紙で補強。
この補強用の紙は、本来なら地券紙という紙を使うのだが、手元に無いので適当な紙箱を切って使用。丸背なので、軽くカーブを付けておく。

この上を更に上質紙で覆って補強。


背表紙の修理2

バラバラになりかけていた背表紙がしっかり補強された

次回に続く。

posted by 風花散人 at 23:12| 北海道 ☔| 古書修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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